剣道再開組の中年剣士が生活習慣病と戦いながら剣道修行


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今月8日から10日まで台湾で開催された第13回世界剣道選手権大会は、期待された男子団体戦で三位、個人戦優勝候補の呼び声も高かった原田悟選手の予選敗退、個人戦にエントリーしていた米屋勇一選手が怪我による出場断念など波乱含みの大会でした。

 まずは試合結果の報告です。( )内は登録剣連。

 12月8日女子個人戦
 それぞれ予選を勝ち抜いてきたのは、やはり日本勢。準決勝は古室可那子(千葉)が下川美佳(鹿児島)にコテ、メンの2本勝ちで決勝戦に進出。一方、杉本早恵子(京都)が稲垣恵理(岡山)をメンで1本勝ちで決勝へと進む。結果、延長戦で杉本選手がメンで古室選手を破り優勝した。

 12月8日女子団体戦
 予想どうり韓国との決勝戦になった。ここでは女子の強さが際立った。決勝までの香港戦で5:0、ブラジル戦で4:0、ドイツ戦で4:0、決勝の韓国戦でも4:1で勝利を掴んだ。

 12月9日男子個人戦
 個人戦にエントリーしていた米屋勇一(埼玉)が、試合前日の稽古でアキレス腱断裂の怪我で不出場した。試合会場では車椅子で応援する米屋選手の姿が痛々しかったが、本人の悔しさ、辛さは察するに余りある。注目されていた原田悟(東京)だが、準々決勝の対戦相手Gil-Hyun Oh選手にコテで1本勝ちを許し敗退。しかし、順当にすべて2本勝ちで勝ち進んできた田中武志(京都)がGil選手をメンとコテの2本勝ちで決勝へと進出。

 今回は田中選手が積極的に繰り出す切れのいい技が会場を魅了した。旗は上がらなかったが、時折見せる片手突きに会場が沸いた。一方の決勝戦の相手は北条将臣(神奈川)。韓国のS.Kang選手との準決勝で繰り出したドウが、ここでも冴えた。思いきっり飛び込んでメンにいった田中選手に対してこれぞ胴打ちの見本のような抜きドウで一本勝ちを収めた。

12月10日男子団体戦
 強豪のハワイ勢、スウェーデン勢をすべて5:0で打ち破り、順当に決勝まで駒を進めると思いきや準決勝でアメリカに3:2で敗れてしまった。いかに強豪とはいえアメリカに敗れるとは、その思いは会場も同じ。アメリカの勝利が確実となったその瞬間、割れんばかりの歓声が会場に鳴り響いた。

 決勝戦では2:0で韓国の勝利となり、世界大会では初優勝となった。試合ではアメリカと韓国の剣道スタイルの違いが如実に現れた。アメリカはどちらかといえば日本同様に機を見てあるいは崩しての早い攻めを見せる。一方の韓国は打ちの強さ、振りの速さが際立っている。どんな体勢でも長身から繰り出すメンは破壊力がある。相手の竹刀を切り落としてのメンはまた見栄えがいいので、外国人審判はつい旗を上げてしまう。この力の強さに竹刀を落とされた選手が何人もいた。
 また、ステップを踏んでいるかのように前後左右に大きく動き、間合いをとる韓国選手のスタイルは独特だ。

 
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# by jdmn | 2006-12-14 03:45 | 剣道世界大会
 剣道世界大会まであと1週間です。成田から9人、名古屋から5人、福岡から4人の剣道愛好家が集まり、いっしょに世界大会を観戦します。

 皆さん地元の道場や剣友会、学校で稽古されている剣道大好き人間です。私は台湾は始めてで心細いので、日本で台湾料理店を経営している知人の姪御さんに、案内役を頼みました。

 先日、帰国したニューヨークの片岡先生によれば、この大会を観戦するためにニューヨークの道場からもメンバーが台湾に行くそうです。

 ニューヨークの道場には中国系アメリカ人の門人も多く、関心は高いようです。中国系ではありませんが今年、武道館での六段審査に一発で合格したホセ氏も参加するとか。彼は白袴に赤胴を着け稽古する陽気なニューヨーカーです。

 話は変わりますが、世界大会の9日、10日のチケット(900元・日本円で約3000円)が2枚づつ余ってしまいました。行かれる方で当日券を購入するつもりの方がいれば連絡ください。

 

 

 

 
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# by jdmn | 2006-11-30 05:30 | 剣道世界大会
 株式会社コンポーズディビジョン
 代表 塩田信夫
 住所 東京都新宿区高田馬場2-7-19-303
 電話 03-5273-3346
 メール shio13@nifty.com
 携帯 090-8871-9148

 当サイトでの 書籍及びCD、セミナー、旅行企画など
商品販売に関して責任の所在は、(株)コンポーズディビ
ジョン及び代表者である塩田信夫にあるものとする。
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# by jdmn | 2006-11-17 12:24 | 特定商取引に関する法律
 

 11月14日付け読売新聞朝刊一面のコラム「編集手帳」を読んだ。世の中の大人、親の心情そのものだと思う。以下にそのまま紹介しよう。

「いっそ/大きく凹(へこ)もう/いつか/多くを満たす/器になるのだ」◆草壁焔太(えんた)編「五行歌秀歌集1」(市井社)に収められた一首である。器を満たすものは涙かも知れない。涙の容器になることなど誰しも望みはしないが、凹みを知らない人間に比べてどれほど魅力的か◆一片の詩句を知ることで、気の持ちようで、死を決意させるほどの苦しみが薄らぐとは思わない。

 自分を励ますことに疲れ、いまこの瞬間にも力尽きそうな子供たちのひと粒の糧になればと、藁(わら)にもすがりつく心境でここに引いた◆人を自殺に追いやるほどのいじめは、ほとんど犯罪である。告発するのは少しも恥ずかしいことではない。

 凹みも深ければ器が割れる。割れる前に、涙の湖を語ってほしい◆もう1本の藁にすがる。「いじめっこが/いじめられっ子に/ひらあやまり/三十年ぶりの/同窓会」(清美)。昔よりも陰湿で残忍ないまのいじめにはそのまま通用しないとしても、「歳月」がいかなる魔法を演じるかは生きつづけてみなければ分からない◆30年とは言わず、3年、いや1年、心の凹みを打ち明け、声を発して生きてごらんなさい。あの時、死ななくてよかったと思う瞬間が必ず訪れる。約束しよう。だからいま、死んではいけない。
(読売新聞編集手帳から)

 私の遠い記憶の片隅に、今でも忘れられない衝撃的な光景がある。小学4年生のときだった。当時クラスで無口でおとなしい女子生徒がいた。同じクラスだが口を聞いたことがなかった。

 ある日の昼休み時間、その女子生徒の父親が突然教室に怒鳴り込んできたのだ。

 「娘をいじめるな」誰を指すでもなく、その視線は教室に居合わせた生徒すべてに向けられていた。

 私たちが唖然としている中、その女子生徒は「もういいからやめて」と泣きながら父親にすがりついていた。

 子供心に「別にいじめていないのに」という思いがあった。しかし、その女子生徒は悩んでいた。寂しかったのだ。クラスから無視されている自分が悲しかったのだ。

 昭和37年、東京オリンピック前のその頃の日本はやたら子供の数が多かった。一クラス50人、学年5クラス、7クラスなんてざらである。

 話したことも遊んだこともない同級生がいても不思議ではなかった。それでも狭い教室という小さな社会の中で無視され、行き場がないことに悩んでいた彼女の気持ちを察することができなかったのだ。

 子供たちの言動はときとして残酷である。無意識に交わす言葉や行動でひとの気持ちを傷つけることはよくあることだ。その対象が同じ子供であったり大人であったり、教師であったりする。

 かといって無関心でいるわけにはいかない。親がことさら承知しておかなければならないのは、子供は親や他の大人、社会を見て学習し、育つのである。

 親の「放棄」「無関心」「甘やかし」「依存」は罪作りである。子供の不始末の要因はたいていが親の責任である。

 私は父親の仕事の関係で、その学校にはわずか2年しかいなかったが、その女子生徒の名前はいまだに覚えている。教室に怒鳴り込んできた父親を必死で止める彼女の姿は今でも忘れることは出来ない。

 あれから何十年、仮に同窓会でもあればきっと「あのときの君の親父は怖かったね」と笑いながら話が出来るだろうか。
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# by jdmn | 2006-11-16 03:43 | 独り言
  昨日、剣道全日本選手権を観戦してきました。結果は内村選手の初優勝。彼の果敢な攻め、攻撃的な剣道が効を奏して優勝に結びついた。前回の優勝者の原田選手は3回戦で筑波大の後輩、高鍋選手にメンを決められ完敗。連覇ならず。

 26歳で初制覇は、6度の優勝を果たした宮崎正裕の初優勝時(27歳)より若い。彼の戦いぶりは、「思い切りの良さ」や「攻めきる」「攻撃的」といった印象そのままです。見ていて気持ちがいいですね。

 決勝では開始早々、対戦者の古沢選手(熊本)のわずかな隙をついて思い切りよく飛び込んでメンを決めた。残り時間も果敢に攻める彼の剣道は、単に攻撃的というより反応のよさに感心させられました。

 準決勝では外山選手(愛知)に一本(メン)取られながら、コテとメンで逆転した。このコテも内村選手が積極的な仕掛けに、手元が上がった外山選手のコテを捉えた。この勝負強さも彼の大きな魅力ですね。

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写真は原田選手(右)と高鍋選手の3回戦
延長戦に入り、膠着状態が続いたのち双方相メンとなるが、先を制した高鍋選手のメンが決まった。 
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# by jdmn | 2006-11-04 15:18 | 最新のニュース
  ようやく中華民国剣道協会のホームページが更新され、世界剣道大会のチケット入手方法がわかりました。

 日本では入手できません。当協会へメールかファックスで申し込みます。3種類のチケットタイプから席を選び、希望日と枚数を伝えます。

 後日、メールかファックスかわかりませんが、受領書が届きます。大会当日にその受領書と交換でチケットを購入します。支払いは台湾ドルだけです。

 発売されるシート数はNTD1200(4,236円)が208席、NTD900(3,177円)が1534席、NTD600(2,118円)が1084席です。

 入場料の高い指定席はアリーナ席のようなものです。

 レートは1台湾ドル=3.53円で計算しました。
 訳が間違えていたらすみません。

 世界剣道大会観戦ツアーへのお問合せはshio13@nifty.com 塩田

直接チケットを申し込まれる方は以下の台湾の協会へ申し込みください。
 FAX:886-2-2891-8640
 E-mail:servive@rockndo.org.tw

中華民国剣道協会http://www.rocka.org.tw/13wkc%20website/en/ticket.html
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# by jdmn | 2006-10-31 02:12 | 剣道世界大会
 今年12月に開催予定の世界剣道大会の主催国は台湾、久々のアジアでの開催とあって日本からも多くの応援団が駆けつけるものとみられる。

 ところが肝心の主催団体「台湾剣道協会」の準備がいまひとつ整っていないようにも見受けられる。なかでも気になるチケットの手配だが、ようやく金額が決まったところ。全剣連国際部の担当者も気をもんでいる。

 チケットの値段は3種類、600元、900元、1200元。日本円にすれば2000円、3000円、4000円といったところか。3日間観戦となればこの3倍かかるというわけである。

 会場となる台湾大学体育館は5000席のキャパがあるものの、試合観戦を予定しているファンにすればとりあえずチケットの確保だけはしておきたいもの。しかし、手に入れるにはまだ時間がかかりそうな気配である。

 ほかのスポーツによく見られる国威発揚の場にならないよう、派手な表彰式や優勝国の国歌斉唱はしないようだが、それでも今回の試合会場は台湾である。

 地元台湾は当然ながら韓国、中国、そのほかのアジア圏からの観戦客が大挙して押しかけることが予想される。

 大会で重要なのが、試合会場での支援体制だ。多くのボランティアの方々に支えられての大会である。そのあたりの準備にも時間がかかっていることは大方予想されるが、台湾大会の成功を願うばかりである。

 世界剣道大会観戦ツアーへのお問合せ・質問はshio13@nifty.comまで。
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# by jdmn | 2006-10-17 05:41 | 剣道世界大会
 たまに購読するニューズウィーク(日本語版)を見てビックリ。なんと友人が載っているではありませんか。

 今号の特集記事「世界が尊敬する日本人100人」に、その一人として紹介されていました。「心を癒すNYのサムライ」の見出しで、ニューヨークで剣道を教えている片岡昇氏(剣道七段)の記事が載っていたのです。

 彼はこのブログでも何度か登場しておりますが、マンハッタンのコミュニティーセンターのホールを借りて道場を開いております。

 ニューヨーカーが何故剣道にはまるのか、何を求めているのか、そのあたりを興味深く記事で紹介されています。

 なにしろ外国人記者の視点で取材し、日本語に訳されているものを載せているので、逆に外国人らしい表現が面白い。

 彼は剣道の師範であると同時に、実は俳優でもあります。これまでアメリカの映画やTV,CMに出演してきました。最近では、12月に封切られるクリントイーストウッドの監督作品「硫黄島からの手紙」にも出演されているそうです。

 以前、ラストサムライへの出演オファーがあったとき5ヶ月間もニュージーランドのロケ地へ行くのは、道場があるので断ったといっていました。

 今回はロス郊外のロケ地で短い期間だったそうですが、どんな役柄で出ているのか楽しみです。

 彼は渡米して30年です。今でこそコミュニケーションで何不自由なくニューヨークで生活していますが、15年くらいは発音が通じず悩んだそうです。

 その彼が長い米国暮らしの中で、見つけた英語発音トレーニング手法が、「日本人のためのアメリカン英語発音トレーニング(ケンセイ・メソード)」です。

 ニューヨークの紀伊国屋書店ではロングセラーとなっています。

 そんな彼の信条は「楽しい剣道を教えたい」とのこと。「厳しい稽古だけでは長続きしない。外国人を相手に剣道を教えるに当たっては、日本とは違った稽古法や道場運営にも工夫が必要」とか。

 これからも頑張っていただきたいですね。ニューヨークへ行かれる機会があれば、是非訪ねてみてください。

 
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# by jdmn | 2006-10-16 02:41 | 剣道世界大会
  剣道世界大会観戦ツアーからのお知らせ
 これまでお申込みのあった皆様には、企画主催者からあらためて申込みの確認と申込み金のお支払いについての通知を差し上げております。この件についてのご質問、お問合せはメールまたはお電話でお寄せください。

shiota@kokyaku-info.net
090-8871-9148(塩田)

 大会出場選手が発表
 全日本剣道連盟は、3年に1度開催の第13回世界選手権(12月8―10日・台北)に出場する男女各10人を発表した。男子は団体戦、個人戦ともに13大会連続優勝を目指す。

 代表選手は次の通り。(〇は個人戦出場)

▽男子 
内村良一、中田淳、○原田悟(以上警視庁)佐藤博光、清家宏一、寺本将司(以上大阪府警)高鍋進、○北条将臣(以上神奈川県警)〇田中武志(京都府警)〇米屋勇一(埼玉県警)

▽女子 
有島佳代(鹿児島県連盟)〇稲垣恵理(岡山・福浜中教)内田さくら(静岡・磐田北高教)岡田圭(熊本県警)緒方有希(熊本・菊池女高教)〇古室可那子(千葉・松戸高教)〇下川美佳(鹿屋体大助手)〇杉本早恵子(京都・日吉ケ丘高教)坪田祐佳(岡山県警)馬場恵子(大阪府警)

全日本剣道連盟
http://www.kendo.or.jp/wkc/index.html
国対抗色や勝利至上主義を排除
 剣道という競技が今後、国際的な舞台の中でどのようなかたちで普及していくのか、期待とともに不安があるのは否めない。こうした思いの中で、見つけたのが植原吉朗氏の論文だ。

 いささか長い引用で恐縮だが、いくつかの要点を紹介してみたい。

「世界大会にみる剣道の国際的課題」より
 ■植原吉朗(國學院大学)
http://www.budo.ac/kendo/international/international040510/international040510_1. 「日本文化の中で育まれてきた剣道がその本質的文化価値にまで変容を迫られることになれば、剣道はいずれ武道としての存在意義も問われかねないと、識者からは危惧されている」

 「つまり、剣道が日本の文化性を伴わない「無国籍中立」な「競技スポーツ」の一つとして国際的に一人歩きを始めるだろう、という心配である。何やら国際柔道の歩みを彷彿とさせる、と言ったら柔道に失礼であろうか」

 第12回世界剣道選手権大会に大会準備・実行委員として参加した植原氏だが、大会のスタッフとして携わった目で剣道の国際的課題について論じている。

 「さらに国際剣連(IKF)加盟国が増加し多様な言語への対応にも迫られるようになった。IKFでの公用語は日本語及び英語と定めているが、日本語も英語も解さない剣士の参加が増加していることも事実であり、重要な伝達が必ずしも理解されてない現象が起きている」

 「また剣士のみならず、試合中に観客席からフラッシュ撮影が頻繁に繰り返され、「判定に支障が出る」と審判員が観客に直接注意する一幕があった。英語で何度も館内放送したにもかかわらず改まらないのは、どうやら英語を解さない観衆の仕業とわかり、急遽各国語のできるボランティアが放送席に集められて数カ国語で注意の放送が繰り返された」
 「国際剣道ももはや日本語と英語のみでは文化的な真意を伝達するに不十分な時代となったことを象徴する出来事であった」

 「欧州のスタッフはまだ英語だけでもある程度のコミュニケーションが取れたが、次回の台湾ではそうはいかず、言語やコミュニケーション手段については十分に配慮した準備を進めなくてはなるまい」

 「ところで、剣道の世界選手権では、前回大会から、スポーツ一般の世界的イベントに見られるような表彰式での表彰台、金銀銅メダル授与、国歌吹奏、国旗掲揚が撤廃されているのをご存知だろうか」

 「また競技日程中に選手が参加する合同稽古が置かれるような企画は、他の「スポーツ競技」では稀有だろう。今回はさらに開会式での開催国国歌吹奏や選手宣誓を廃した。これらは実は、スポーツ一般に見られる国対抗色の強さや勝利至上主義と一線を画す方向性を明確に打ち出したい日本剣道界の意向を反映したものだ」

 「団体戦の予選グループ対戦方式(各チーム総当たりでなく2対戦のみ)による決勝トーナメント進出決定法が必ずしも各チームの実力を反映せず不公平だとの指摘があるが、これも、タイトな日程に何とか試合を収める苦肉の策であると同時に、「昇段審査の立ち会い方式」を準用することで勝敗や優劣だけに囚われがちな傾向を敢えて問うことも意図しているのである」

 「剣道もとかく「スポーツの論理」に流されがちな昨今だが、今後も武道としての剣道の精神性や理念が維持されるかどうかは、国内よりも世界大会を通じて海外から問われることになるのではないだろうか」

 大会の実施に当たっては主催国のみならず、日本の剣道関係者の方々、現地の日本人ボランティアの方々の苦労が伝わってくる。

 
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# by jdmn | 2006-10-02 04:19 | 剣道世界大会
  本日は敬老の日です。私も近くに住む両親のもとに顔を見せに行きました。親からすれば子はいくつになっても子なんですね。自分たちも持病を抱えているにもかかわらず、私の身体を心配します。

 また、帰り際に搗き立ての米や近所からいただいたという野菜を持たせてくれます。

 最近、車を乗ることを止めた父(79歳)は、自転車に乗っています。母は健康のためと毎朝散歩をしています。

 それでもよく車代わりにタクシーを使います。そこで思うのですが、タクシーのシルバー割引の導入を求めたいものです。少しでもタクシー代が安くなれば利用客も増えて、タクシー会社にとってもメリットになると思うのですが。

 父は大の運転好き。その父が運転を止める決意をしたのは、自宅の駐車場でブレーキとアクセルを間違えて踏んで、丹精こめた自慢の植木を割ってしまったからです。

 「自宅でよかった、事故になってケガ人でも出たら大変だ」と。

 高齢者の運転で高速逆走やブレーキ踏み間違え、日常的にこうした事故が増えている中で気にはしていたのですが、さすがにこのときはショックだったようです。

 話は変わって剣道世界大会のことです。

 剣道連盟国際部の話では、台湾剣道協会がまだチケットの値段や販売、取り扱いについて、何も決まっていないとのこと。

 観戦ツアーを企画している私としては気にかかります。会場となる台湾大学の体育館は、ホームページで知るところによれば、5,000人収容可能だそうです。

 知人を通じて台湾の方に以前、チケットの販売時期や手配を頼んだのですが、その方はインターネットで調べたそうです。ネットで剣道の試合チケットが手に入るのは日本ぐらいでしょうね。こちらは台湾協会に電話で状況を確認してもらえればと思ったのですが、その方が若い女性だったのでチケット=ネット、と判断されたようです。

 まだ時期は早いのですが、10月で締め切ります。出発の一ヶ月前まではキャンセル料はかかりません。

 日程表はお問合せがあればメールでお送りしています。
 塩田 shio13@nifty.comまでご連絡ください。
 
 
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# by jdmn | 2006-09-18 17:06 | 剣道世界大会


 地元の市民剣道大会に参加しました。

 少子化の影響からか、小学生や中学生の参加者が激減しています。
規模的には小さな大会ですが、年々縮小気味の傾向に来年はどうなるの
か思わずため息が出てしまいます。

 そんな中、一般の参加者に期待がかかるのはいいのですが、何と参加
者の3割が同じ道場の稽古仲間です。

 たぶん私が今年も参加者中最年長、と思ったら今年は私より年長の
方が3人いらっしゃいました。頼もしいな。

 筋力とスピードに頼る剣道は、今さら無理です。かといって柔軟な応じ
技を駆使できる熟練者でもありません。

 ならばどう対応するかです。気持ちだけでも前に出し、いやいやそんな
弱気な剣道をするつもりはありません。

 何が起きるのかわからないのが剣道の試合です。当然ひとつでも勝つつ
もりでかかっていきました。

 「剣道はまさかの競技」ってよく言いますよね。勝敗はやってみるまで
わからない。だから剣道にはまってしまうのです。

 剣道修行の重要度を表す言葉に「一眼二足三胆四力」という言葉があり
ます。

 このなかで足さばき、体の移動は足からです。足がついていかなければ
剣道になりません。しかし、稽古のなかでほとほと自らの非力を感じると
きでもあります。

 どんなに構え、姿勢がそれらしくあっても前後左右の体さばき、足さば
き、一足一刀の間合いから攻めての剣体一致の打ちがおぼつかなければ、
その熟練度を見て取ることができます。

 私ごときが何か言うのもはばかるのですが、やはり足さばきがあスムーズ
にいかないと見た目が悪くなります。

 肝心の試合ではどうだったのか。

 相手が自分の間合いを取ろうと、間を詰めてきます。さほど攻めはきつく
ありません。剣先を効かせ抑え気味に前に出ます。

 相手が思わず面に打って出ました。私は表鎬でかわし、体を右にさばき、
離れたところを面に攻めます。

 胴へ抜こうとした相手は元打ちとなり、体自体も抜け切れません。その後、
お互い面に乗るも合い面となります。

 しばらくの攻防の末結局、私が居ついたところをコテを取られました。2本目
は相手のメンに乗って打ったのですが、仕掛けた相手のメンに旗が上がりまし
た。

 しかし、自分では落ち着いていたつもりでも見ていた先生の話によれば、も
う少し攻めていかなければとお叱りを受けました。

 例え剣先を利かせていてもその場しのぎになってしまいます。

 相手に優る攻めの気持ちと同時に、打って勝機をつかむ気迫が伴わなけれ
ば相手に乗られてしまいます。

 私などまだ後の先で一本応じることなど、気持ちでも技術的にも叶わぬこと
です。だからこそ攻めて攻めていかなければならないのです。

 反省しきりの大会でした。
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# by jdmn | 2006-09-11 00:08 | 最新のニュース
 今年12月8日から開催される世界剣道大会は、主催地が台湾です。前回は英国でしたが、今回はアジア地域です。強豪韓国や地元台湾の応援合戦も注目されるところです。

 8日は女子個人戦、団体戦が行われます。9日が男子個人戦、10日が同団体戦の予定です。なかなか休みが取れない一般の剣道愛好家ですが、基本日程として8日から11日までの3泊4日の日程で企画しております。

 大手旅行代理店さんに委託しておりますが、台湾の人気のあるホテルの指定や外での食事の手配、現地での通訳(知人)の手配、ショッピングや観光の相談など、手作りの観戦ツアーが特徴です。

 もちろん8日から観戦したい方への手配も行います。関心のある方は私宛にメールをいただければ、資料を添付メールでお送りします。
連絡先 shiota@kokyaku-info.net
予算は54,000円です。

 募集人数は15人を予定しております。今回は成田からの出発となります。



 
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# by jdmn | 2006-08-30 16:08 | 剣道世界大会
 今月20日からの2泊3日の夏合宿も無事終わり、先週土曜日の道場での稽古に参加しました。合宿に参加した仲間も、相変わらず気合の入った稽古をしておりました。

 最近、意識して稽古に臨んでいることがあります。足さばきと面の振り上げ動作です。簡単に言えば、かなり直っていると思うのですが左足がやや開き加減になることがたまにあります。極端な撞木足とまでは言いませんが、疲れてくると体が右のほうへ開き加減になるようです。

 一つの要因は、右手が強いことと、相面に乗ろうとした場合など少しでも速く打とうとする意識が先行して、腰がやや引け加減で打っている時があるようです。

 まっすぐ左の腰を付けて移動せず、下から打っている形になるのです。そのせいか面の振り上げも刺し面気味に振り幅が小さく、打ちが軽いような気もします。

 腰が入り、左足の引き付けも十分であれば、それなりの形になるのですが、ときおり疲れてくるとそうした癖が出るようです。

 若い人とは違い、そう遠間からは打てません。そのせいか自分の間合いを詰める際についつい剣先を合わせたまま相手の出方を見てしまうことがあります。

 見てしまったら居付いていることになります。止まって相手を見てしまったら待ち剣になります。その時点で攻めの気持ちがなくなります。

 先生方の元立ちで見受けられるのは、メンでかかっていく者に応じてメンにくるか、すりあげて右へさばき加減でメンに乗るといった技を難なくこなしていることです。

 足さばきは剣道の肝心要です。高齢の先生方でも若い剣士と稽古ができるのは、こうした足さばきがあるからなのでしょう。

 その意味でも中高年なら地道な基本形古がなおさら必要です。

 
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# by jdmn | 2006-08-29 00:51 | 稽古日誌
  東京都教育委員会は7月27日、都立高校の部活動活性化のため「教育活動の一環」と位置づけ、管理運営規則を改正しました。これは現行の学習指導要領に部活動の規定がなく、ボランティア扱いで忙しい運動部の顧問などは敬遠されがちだったことを受け、教員の部活指導を「勤務」と位置付けようというものです。

 施行は来年4月1日からです。今後は人員確保が問題となるでしょうが、これも顧問の対象を養護教諭や嘱託教員へ広げていく考えといいます。

 とくに技術指導が必要になる運動部などは、地域の経験者や指導資格を持つボランティアの支援も視野に入れ、今後の部活動の在り方を検討すべきでしょうね。

 こういっては何ですが、私も含めリタイア後の生きがいや地域との共生といったことに前向きな中高年層も増えていきます。邪魔にならない程度にお手伝いできるならいいのではないでしょうか。

 かつて放課後の部活動が当たり前の時代とは、違います。知人の現役教員がこんな本音を明かしてくれました。「ボランティアですよ。学校からの評価があるわけでもないし、保護者からは責任を問われることはあっても感謝されることはあまりない」とぼやいていました。

 なるほど、これでは顧問のなり手がないのも当然かもしれませんが、私は違った感想をもちました。

 申し訳ない言い方ですが、この先生は最初から部活の顧問をする気持ちがなかったのではないでしょうか。一生懸命部活に参加する子供たちにどのように接していくか考えたとき、おのずと軸足が子供たちに向いているのが当たり前。

 学校や保護者の目を絶えずうかがうようなこの先生では、指導の仕方もきっとぶれてきます。ちょっといい過ぎかな。

 先日、高校野球夏の大会予選が各地で行われ、埼玉でも連日熱い試合が続きましたね。
 最後の最後、決勝戦まで勝ち残ったのは強豪浦和学院と県立鷲宮高校でした。健闘むなしく惜しくも鷲宮高校は決勝で負けてしまいましたが、同校を応援する声はひときわ大きかったように思いました。同校は春季県大会で初優勝を飾り、注目されていただけに残念でしたね。

 同校の開校(1978年)と同時に創部された野球部でしたが、創部3年後には夏の埼玉大会でベスト8入りしたといいますから、当時の監督さんの努力と指導力、そして情熱のたまものでしょう。

 創部当時は、町立高校みたいなもの。町が施設、物資、ひとにいたるすべてにおいてバックアップしてきたと言います。それだけに初の甲子園にかける町の意気込みが感じられたのです。

 今後、中・高校の部活動についての在り方が問われる中、学校と教職員、生徒、その保護者と地域の相互の理解とコミュニケーションが必要不可欠です。

 部活で汗を流す生徒の声が響き渡る学校の放課後が懐かしい。

 
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# by jdmn | 2006-08-09 15:22 | 独り言
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  長野県南信州に行ってきました。先月31日から2泊3日の旅でした。長野にいる30年来の友人と仕事の打ち合わせを兼ねた訪問となり、一足早い夏休みといったところでしょうか。

 最初の目的地は下伊那郡高森町、飯田市に隣接するのどかな町です。新宿西口から高速バス飯田行きで3時間半、飯田の手前の高森で下車。彼の住まいは停留所からわずか数分のところにあります。

 途中に双葉サービスエリアで休憩タイムがあり、初めての高速バス体験は快適でした。到着後、挨拶も早々に彼の車で南信州の秘境「大鹿村」にある小渋(こしぶ)温泉に行きました。

 7月最後の夜は山里の一件宿「赤石荘」で山の幸と露天風呂を楽しました。遠く山並みを眺めながらの露天風呂は最高ですね。

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# by jdmn | 2006-08-03 01:17 | 独り言
 風もない冷房もないじっとりした梅雨時の稽古はきついですね。たっぷりと水分補給しながら稽古に臨んでおります。

 私ら中高年組は、無理をせず面を外し一息入れながらの稽古です。以前、競技中の死亡率が高い競技に剣道があるという話を聞いたことがあります。情けないことにまじに心配しております。

 ご高齢の先生の中には、どんなに辛くても弱音を吐かずつい無理をしがちです。稽古中に何度も面を外すことを潔しよしとしないのでしょうか。

 先日開かれた支部の講習会後の稽古会でも元に立った七段以上の先生方は、約1時間のあいだ一度も面を取ることなく指導に当たっておられた。

 強靭な肉体と精神力に頭が下がる思いだが、と同時に自らの軟弱ぶりに言葉もない。トホホである。夏場の稽古はキツイ。

 さて、そんな私らを尻目に果敢に稽古を繰り返す方もいる。昇段試験を目前に控えた方々である。ただ熱心なだけではない。その方の人生そのもの、剣道を中心とした生活となっているのだろう。

 ただ気になることもある。私ごときに六段、七段を目指す先生方の剣道について語る言葉はないが、年の功で見えることもある。

 一生懸命稽古に打ち込むことは大切なことだが、稽古の相手によって自分の剣道が変わる方、勝ちにこだわる方がいる。

 稽古を見ていただいている先生が、よく言います。攻めて相手を引き出し、出ばなを捉えたメンなりコテはいいが、相手の攻めを単に待って打ち返す出コテなど何の工夫もないと怒られます。

 まさにそのとおりです。私ならまだしも六段以上目指す方の場合、やはり物足りないと言えるのでしょう。相手より早く打てて、相手の技を交わしながら手数多く打つなら学生の剣道部の諸君といっしょ。

 求めるものが違うということの自覚が必要です。というより一生懸命になると我をなくしてしまうのでしょうか。そんな風に見えてくる稽古振りです。例えば攻めて面に乗るというより、相手の攻めに対してコテで処理してしまう。それがたやすくできる技を持っているのですが、言葉を変えれば「待ち剣」となってしまうのではないでしょうか。

 私などの立場で言うことではないのを承知であえて言います。六段以上の昇段試験は単に技術的なことを求めているのではないと思います。

 では何か、それについての言葉は今の私は持っていません。

 自分を棚に上げて、人の稽古振りはいろいろなことがいえます。仮に私が何か言えばどうでしょう。

 「私より段の低いあなたに言われたくない」と顔を真っ赤にして怒るか、「そうか、まだまだ修行が足りんな。また気がついたら教えてください」と、指摘されたことに素直に反省するか。

 まず、私が何か言う場面はありえませんが、人の感情は素直に出ます。そのときの気持ちがその方の剣道の形でもあると思います。

 ずいぶんエラそうなことを言ってしまいました。言いすぎでした。でも書いてしまったことは多少言葉足らずであってもあながち間違ってもいないでしょう。
 
 
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# by jdmn | 2006-07-27 00:21 | 独り言
 今年は3年に一度の世界剣道大会が開催される年です。今回の主催地は台湾、第13回世界剣道選手権大会が12月に開かれます。

 欧米や南米では気楽に行ってみようかという気にはなかなかなりませんが、今回は台湾です。結構近いですよね。行かれる方も結構多いのではないでしょうか。

 第1回大阪大会では17の国と地域、参加者は100名程度でしたが、現在では38の国と地域から数百名の参加者が技を競っています。

 国際剣道連盟のイベントは12月6日から11日までありますが、肝心の試合は8日から10日までの3日間です。

 8日はオープニングセレモニーと女子団体戦、女子個人戦が行われます。翌9日は男子個人戦、10日が男子団体戦となっております。

 実は私、今回現地での観戦を予定しております。7日~11日までの4泊5日か3泊4日で計画しております。

 参加希望される方いましたらどうぞご連絡ください。台湾剣道ツアーでご一緒しませんか。今、ホテルや現地での移動などを含め、調べております。

 開催会場となる台湾大学は日本で言うなら東大と同じ名門大学、観光名所のひとつにもなるほど趣のあるキャンパスだそうです。会場の総合体育館は5,000人収容が可能だそうです。

 詳しい情報は整理次第にまたの機会にお知らせしたいと思います。

 関心のある方は塩田までメールshio13@nifty.comをいただければ、お知らせします。
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# by jdmn | 2006-07-15 12:54 | 独り言
 ラクビーの元日本代表監督、宿沢広朗さんが今月17日、山歩きの最中に心筋梗塞で亡くなった。まだ55歳の若さである。

 早大の現役時代からスクラムハーフとして活躍したスポーツマンだった。それでも突然死するのか、驚いた。

 そのあたりの事情がアエラ詩に詳しく載っていたので紹介したい。

 そもそも心筋梗塞は、心臓に血液を送る冠状動脈が詰まり、心筋の細胞が壊死して起きる病気だ。

 私などは、毎月1度の血液検査と血圧測定で健康診断をしたつもりになっている。血圧が正常なら心筋梗塞とは無縁と、勝手な素人考えは明らかに間違いなのだ。

 同誌では、独協医科大学の徳留省吾教授(法医学)が語っている。

 「過去に都内で健康な人が突然死した事例2280件を調べたところ、3本の冠状動脈のうち少なくとも1本に硬化及び狭窄が見られたのは、40代で45.0%、50代では55.5%だった。20代(11.8%)、30代(27.4%)よりもリスクは格段に高くなっている」と。

 加えて同教授が「見えないところで老化は進んでいる。スポーツエリートほど余計に弱音を吐かずに無理をしてしまうのかもしれません」と言っている。

 とくに剣道はご高齢にもかかわらず、指導に当たる先生はほかの競技に比べてはるかに多い。

 ラクビー元代表監督の若すぎる死は、私たちとけして無縁ではない。日頃、稽古に熱心で若いときから鍛えてきた中高年ほど陥りやすい油断でもある。

 私たち中高年層にとって、健康に留意してこその稽古である。

 
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# by jdmn | 2006-06-27 00:52 | 健康
 剣道における左足は軸足として重要ですね。日頃の稽古でもたえず左足を意識して構えます。

 柔道でも軸足としての左足は重要です。実は高校時代は講道館で柔道を習っておりました。わずか3年ですが、友人に誘われて通った経験があります。

 相手の袖口と襟首をいかに効果的につかんで、技を仕掛けるか。引き手と軸足となる左足の送りが絶妙なタイミングで相手のバランスを崩すわけです。

 柔道の軸足で思い出すのが山下選手です。

  私とほぼ同世代の柔道家で山下泰裕さんの話をします。彼は今から22年前の1984年ロサンゼルスオリンピックで、金メダルを獲得した国民的英雄です。

 同大会無差別級の準決勝で痛めた足をかばいながら決勝戦に臨みました。肉離れを起こした右足を引きずりながら、畳の上に立つ彼の悲壮な顔は今も忘れられません。

 決勝の対戦相手はエジプトのモハメド・アシュラン選手、結果は山下選手の勝利に終わったのですが、アシュラン選手が山下選手の痛めた右足を狙わなかったことから、そのフェアープレーの精神を称えられたのは、有名な話でした。

 マスコミはこぞってこの話を取り上げました。オリンピックに相応しい話でもあったわけです。

 その一方でこんな話も当然出ました。

 柔道の場合も軸足は左、左足の踏ん張りがなければ技はかけられない。たとえ山下選手の痛めた右足が狙われても軸足の左足がしっかりしていれば、体勢は安定させられる。

 ラシュワン選手は当然、痛めた右足のために動きが鈍くなった山下選手の軸足である左足を攻める。痛めた右足ではあの大きな身体を支えることは難しい。そこに勝機を見出そうとしたのだ。

 武道家としては順当な攻めだったという話です。

 本当はどうだったのか、真意のほどはわかりません。ラシュワン選手にすれば本当にやりにくい相手であり、状況であったことは確かでしょうね。

 剣道の場合、山下選手のように肉離れを起こしてしまったら、到底勝負にはなりません。

 そんな状態では気剣体一致の打突が不可能になるわけですからね。
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# by jdmn | 2006-06-24 06:09 | 独り言
 久しぶりの投稿で恐縮です。

 ジーコジャパンの終焉の日を迎え、もう次の監督は誰かという話しも出ているようです。

 今さらのことですが、どうしてもオーストラリア戦が後を引いております。勝敗は時の運と申しますが、残り時間6分での3失点は選手同様、一フアンとしてもあとを引きますね。


 今日の反省

  先日、東京のある剣道連盟の稽古会に参加しました。ここでは毎週土曜日と日曜日に区内の高校武道場と区立体育館武道場で行われています。

 会長が依然私がお世話になった先生です。私が参加した土曜日の稽古には、50人ほどの方がいらっしゃいました。ほとんどが40代から50代です。元立ちの立つ先生方は60代、70代の先生が多かったように思います。

 約1時間の稽古が終わるまで、一度も面を外すことなく元に立つ先生方の気力、覇気が感じられます。

 身体が硬く、力みがちな中高年層にとって、気剣体一致を意識した稽古が重要です。若いときのイメージで稽古に望んでも身体が思うように動かない、なんて場面はよくあります。

 頭のなかで遠間から踏み込んで打っているイメージが残っていると、つい無理に飛ぼうとします。当然、体勢が整わず手足ばらばらな状態になってしまいます。

 そんなとき、私の父ほどに年が離れている方でも構えから振りかぶり、打ったあとの左足の引き付けがしっかり取れており、見ていても「さすが」とうなるだけです。

 一拍子の打ちは、「構え即打ち」といいますか、素早くかつ自然に打突の動作へ入る稽古になりますね。構えを見れば実力がわかる、なんていわれることがありますが、これは力みが見て取れるか否かでしょうね。

 
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# by jdmn | 2006-06-23 16:42 | 稽古日誌
  本日は、久しぶりに午前中の稽古に行ってきました。

 今日の反省その一、
 早い打ちにこだわるのか、ときおり手が先に上がり、足が後からついてくる感じがするといわれました。よく言うところの「ドンピシッ」の打ちになっていないという。

 少しでも勢いのある面打ちをと思い、上半身だけの動きに意識しすぎた結果か。

 素直さが上達のコツ、年を食っていてもそこは同じ。

 すぐに軌道修正、朝の稽古で身体がまだ起きていないのか、硬いのが自分でもわかる。
 「足さばきだよ、足さばきでどれくらいの剣道をやるかわかるからね」

 いつものように山田先生の声がかかる。

 この間、西川先生をお迎えしての稽古でも小手面の連続技の稽古で足さばきの大切さを指導いただきました。


 ずいぶん前の剣道日本ですが、太田欣之(教士八段)先生の記事を見つけました。

 タイトルは「打突の冴えを求める」です。 


 連続技で大切になるのが、素早い足さばきです。この小手面打ちでは「右、左、右、左」の素早い足さばきが要求されます。最初からスムーズにはできないかもしれない。そういうひとは、まず小手打ちのとき右足だけ動かして左足を引き付けず、その状態から面に行く練習をしてみるのもよいでしょう。

 これはタイミングをつかむための練習です。右足で2回トン、トンと踏み込んで小手面を打ってみます。もちろん面打ちのときは必ず素早く左足を引き付けます。

 何度かこれを繰り返し、手の振りと足を踏むタイミングがつかめたら、今度はそのまま体勢を崩さず、小手打ち後に左足の引き付けを入れて練習します。

 早く打とうとするのではなく、足と手をしっかり合わせて打つことに集中することが、結果的には早くて鋭い小手面打ちにつながります。

 左足がついてこないと言う人がいたら、打突時にヘソをできるだけ相手に近づける気持ちで出ていけば、足がついてくるのではないでしょうか。

 中高年の剣士にとって、若くて素早い人との稽古はなかなか難しいものです。つい負けまいとして一緒になって早さのみを競っては勝てるはずもありません。ここで大切なのは、打ちの早さではなく、あくまでも冴えのある打ちを求めることです。

 構えを崩さず、相手の中心を攻めながら相手を下がらせるよう心がけてはどうでしょうか。

 どんな技でも冴えを求めれば結局のところ足の重要性に行き着きます。足から腰、腰から背、背から肩、肩から腕、この一連つながりがなければ、どんなに手先だけの早さ、鋭さを求めて鍛えてみたところで無駄な努力になってしまいます。

 手先の技を鍛えることよりも、足と手の充実を一心に稽古することが何よりだと考えます。とにかく、決めるという感覚を左足の引き付けでしっかり感じ取りましょう。

 どんなに筋力があっても冴えのある打ちができるようになるわけではありません。
「非力な人でも素晴らしい剣道ができる」それが剣道の一つの魅力です。

 うわべの力や早さにとらわれず、気・剣・体一致の打ちを求めることが、冴えのある打ちにつながっていくのです。(剣道日本より抜粋)

 長い引用で、剣道日本さんごめんなさい。

 中高年剣士にとって、肝心要のポイントがありましたので、ご紹介しました。




 
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# by jdmn | 2006-06-02 20:31 | 稽古日誌

 先日、中学時代の友人たちと昔話しをしているなかで、こんな話が出ました。

 成績がクラスで1、2番の友人の話です。彼は成績優秀でしたが、普段さほど勉強をしているような姿は見かけませんでした。高校を卒業後、大学へ進学せず就職しました。

 「記憶力がいいのかな。ぜんぜん勉強しなくても試験の結果が良かった」
 彼自身の言葉です。

 クラブはソフトボール部。
 「反射神経は今でも若いやつにも負けないくらいだ」と、自慢は続きます。

 しかし、高校では運動部には所属せず卒業以来、趣味で何かスポーツをやっているわけでもないのです。

 本人も何故なのかわからないと、首を傾げていました。

 ふと思いました。脳の働きに関係するのかな。

 筋肉が勝手に反応するわけではありません。脳から指示が出て神経が刺激を受け、はじめて筋肉が動くのです。彼は50過ぎの頭の薄い中年のおっさんです。鍛え上げた筋肉なんてどこを探しても微塵もありません。

 人並みはずれた神経ネットワークが彼の脳にはあるのでしょうか。

 専門家ではないので話はそこまでです。

 脳の仕組みは不思議です。

 人間は学習することで、成長します。明星大学の教授でスポーツ動作を研究テーマにしている今福一寿さん(教士七段)が、自著で語っています。

「私たちの脳は仮説立証型です。明確な仮説(目標や答え)がある場合、脳は活性化し神経回路を効率良くつくります。剣道の上達も仮説を立証していく行為」だと。

 ここでの仮説が、まさにうまくなるためのコツだというのです。

 私の話で恐縮ですが、私自身、50過ぎの中年です。本格的に剣道を始めたのも44歳からです。まさにブログのタイトルどおりです。

 小さなころから剣道やってこられた方とは違います。剣道に関する蓄積がありません。並外れた身体能力があるわけではありません。

 その分どこで補うかです。

 私の場合、剣道における基本動作やワザの技術的根拠を、できるだけ具体的な言葉で理解するよう心がけています。理想とする打突のイメージを思い描き、テーマを持って稽古に臨むようにしています。

 すいません、カッコウの良いことを言って別に自慢しているわけではありません。

 よく子供たちに「できるまで何回でも稽古しなさい」という方がいます。確かにそのとおりです。繰り返し稽古をすることで上達するのですから。

 しかし、なぜできないのかどうすればうまくできるようになるのか具体的指導、具体的コミュニケーションがなければ意味のない反復運動です。

 それをどこまで子供の目線に立って指導できるかで、子供の成長や上達振りが変わるのでしょうね。以前剣道の強豪校でもないのに、短期間で優勝させた顧問の先生の話を聞いたことがありました。

 これも単に猛稽古の結果ではなく、合理的かつ理論的稽古をした結果だと思えるのですが。

 基本的には私たちの日々の稽古でも同じだと思います。

 剣道のすべての動作に合理的な理由、裏付けがあります。何年も稽古を積んで身体が覚えるといいますが、脳が様々な経験値を学習し、検証していくわけです。自分が自覚するしないに関わらず、脳は絶えずその繰り返しです。

 健康な身体作りとは別に、健康な脳作りがあるのでしょう。情報という刺激を受け、学習し、成長します。


 ならばその思考なり、仮説をいかに早く自覚させるかで上達期間の短縮になると思います。その前提となるのが情報です。脳にどのような情報を与えるかだと思います。

 本で読んだ知識、稽古で学んだ先生方からの教え、試合での経験など様々な情報が必要です。

 うまく胴が打てないのには、打てない理由があるのです。うまく打てる人には打てる動作の裏付けがあるのです。

 「稽古は理屈ではない、とにかく打て」といわれそうですが、子供たちと違って私たちの稽古には、とくにそれが必要だと思うのです。

 
 



 
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# by jdmn | 2006-05-22 02:14 | 独り言
 着装はその人の人格を表し、剣道に対するその人の心構えが判断できるところといわれます。普段の稽古では古い道着を着け、時にはしわもよっている袴を着けている私など大いに反省しなければなりません。

 この間、西川先生が道場に来られたときも着装や竹刀の扱いについて、細かく注意されていた。面紐が長い人へ注意もされていた。

 八段の先生ともなるとこういうところまできちんされているのだなと、感心した。だが、見方を変えれば、戦いの正装であり立会いのマナー、規則である。それは剣を交える者同士の身構えであり、心構えなのだ。

 そう考えれば、剣道をするものにとって、日頃の稽古に向かう姿勢、気構えを問われていることと同じだ。

 たかが着装とはいえないのだ。

 話は変わって、最近の稽古での反省です。

 ある本で読んだ話です。「姿勢」とは「姿」に「勢い」と書きます。つまり、立会いに勢い(覇気)がなくては、姿勢とは言わない、とありました。

 なるほど、力みがなくとも何の気なしに構えていては案山子と同じ。しかし、気力が充実し、相手に攻めの気を感じさせるには、まだまだ修練が必要。

 せめて相手に対峙したとき、攻める気持ちを持ち、下がらない、避けないを心がけようと思う。

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# by jdmn | 2006-05-20 00:12 | 稽古日誌
  私のように40過ぎから本格的に剣道を始めても、毎週1、2度は道場で稽古ができるという環境があることは、大変ありがたいことです。その気になれば、ママさん剣道や子供たちの稽古時間にも参加できます。地域の稽古会もあります。

 仕事の都合でなかなか稽古時間を増やせない仲間には、羨ましがられ、呆れられております。

 稽古仲間には、電車を乗り継いで道場にやってくる熱心なリバイバル剣士もいらっしゃる。剣道に対する思い入れは人様々ですが、こうした時間が今では自分のライフスタイルの中で欠かせないものとなっています。

 幼いころから剣道をやっていた方、中学・高校、あるいは学生時代に剣道部に在籍して辛い稽古を経験してこられた方、子供が始めたのをきっかけにいっしょに習い始めた方、道場には様々な剣道経験をお持ちの仲間がいます。

 私にすれば恵まれた稽古環境のなかで、好きな剣道に打ち込めるわけですが、メリハリのある稽古を心がけないといけないと、時折反省します。

 というのは、体調や気分で地稽古中心の稽古になったりします。私の場合、基本打ちや打ち込み、かかり稽古を中心に、地稽古は最後の3本程度でいいと思っているのですが、なかなかそうはいきません。

 そのせいか、基本の面打ちでまだまだ納得のいく打ちができなくて頭を抱えることもあります。

 それでも私なりに稽古では、毎回テーマを持って臨むようにしています。今は足の運びとまっすぐな面打ちです。先日読んだ本の中で「面を打っても打ち抜かない方は、剣道の捨て身という不動心から死生観へとつながる素晴らしい場面を大事に稽古をされていない」とありました。

 いささか抽象的ですが、なるほどと納得できます。実は最近、言われて気が付いたのですが、間合いが近くて左足の蹴り込みが弱く、身体が右方向に向いていることです。

 これでは十分な勢いもなく、打ちも弱い。簡単にすりあげられて面で乗られてしまいます。しばらくは面一本の稽古を心がけようかなと思います。

 

 
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# by jdmn | 2006-05-12 15:18 | 独り言
国際剣道連盟は、2006年4月7日にソウルで開かれたGAISF総会にて加盟が承認されました。GAISFは世界最大のスポーツ団体である。この承認によって、「kendo」の統括団体は国際剣道連盟であることが世界的に認知されたことになる。

GAISFガイスフ、General Association of International Sports Federations)とは、国際スポーツ競技団体、および教育的、科学的、もしくは技術的な側面でスポーツに対して貢献している国際組織が加盟している、世界最大のスポーツ団体である。1967年発足。本部はモナコのモンテカルロにある。  出典:フリー百科事典「Wikipedia」GAISF加盟団体101

 この承認にホッとしたのは全剣連でしょうね。同じGAISFに韓国の団体も申請していたらしい。韓国には「剣道の起源はわが国だ」と主張する組織もある。韓国の団体がオリンピックの競技として名乗りをあげ、なおかつ同団体が国際連盟の名の下で剣道の統括団体としてGAISFに認知されたらたいへんなことです。

 とくに今回の開催はソウルだったこともあり、緊張した。まさかとお思いでしょうが、世界的に見てまだまだ認知度が低いのが、意外にも剣道です。空手や柔道と違い、天と地ほどの差があります。

 全剣連が加盟を申請しなければどうなるか。オリンピック競技としての名乗りを前提に、韓国の世界剣道連盟が加盟を申請していました。

 オリンピックの競技として認められるには、GAIFの加盟団体であることが条件です。仮に韓国の団体が承認されれば、世界剣道の統括団体は韓国の団体となるのです。

 韓国にはいくつかの団体組織があります。同じ競技で競う一方、水面下ではこうした動きもあるのですね。

 わが国の剣道愛好家にとっては、オリンピック競技になるならないの話し以前の問題です。
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# by jdmn | 2006-05-04 17:08 | 最新のニュース
 靖国参拝を公言する小泉首相に対する韓国や中国からの批判が相変わらず続いている。そのたびに反日という言葉が新聞やテレビなどマスコミを通じて、飛び交っている。テレビだけの情報に頼っていると、中国や韓国ではあたかも全国的に反日ムードが蔓延しているかのようだ。

 当事国のトップの話であるから、マスコミが全面的に報道するのは当たり前であるが、小泉首相人形や国旗が焼かれるといったあれほどの衝撃的なデモなど抗議行動は一部だけであると言う話もある。

 以前、ASEAN首脳会議が開催された折、筑紫哲也のNEWS23での特集「アジアを往く」という特集を思い出した。ASEAN首脳会議を通じて東アジアと日本の行く末を取材した内容だったと思う。

 筑紫キャスターが「かぎを握っているのは中国だが、小泉首相の靖国参拝に端を発して両国の関係は冷えている。一般の人、特に若い人は日本をどう捉えているのか、関係改善のかぎは何か」と語りかけていた。

 また、番組内では中国で若い学生を教える一人の日本人教授、森田氏が紹介された。日本語の上達もいちじるしい優秀な中国人学生に、日本や中国との関係について教えているのだ。

 授業風景や中国の学生に対するインタビューを見る限り、中国や日本での報道だけでなく世界の動向をネットで知る学生は冷静だ。それぞれの立場を理解している。

 そして驚いたことに、森田氏が昨年9月に作った剣道クラブの活動が紹介されたのだ。北京の日本人学校の生徒、駐在員、日本人学生に混じって中国や韓国の学生も多く参加しているという。

 剣道という競技を通じて日本の文化、武士道、日本人の本質を知ろうと彼らは熱心だという。剣道を軸にこうした人の輪ができていることに驚きとともに感動さえ覚えた。

 子供じみた言動が目に付くどこかの首相と違って、現地で自らの情熱と愛情で友好の輪を築こうとする日本人がいる。こうした人たちの足を引っ張ることだけはやめてほしい。
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# by jdmn | 2006-04-26 07:24 | 独り言
スゴイWBC世界一

昨日のWBC、キューバとの決勝戦の勝利は、日本中を歓喜の渦に巻き込んだ。韓国との準決勝に引き続き、結果として点数差はあったものの緊迫した試合内容で久しぶりに野球の醍醐味を味わった。

はじめは自室でラジオ観戦していたが、時折階下のリビングから家内の歓声というか奇声が聞こえるのでのぞいてみる。普段はまるっきり野球に興味を持っていない家内が興奮気味にテレビにかじりついている。

先日の準決勝同様、終盤になっても息がつけない展開で、途中から夫婦で久しぶりのテレビ観戦となった。

家内が野球でこんなに興奮するとは。きっと日本中の家庭でこんな風景が見られるのだろうな。テレビ視聴率も40%以上らしい。年末の紅白歌合戦より高視聴率だ。

私たちの稽古会参加しませんか

19日に毎月1度行われている地元の若手稽古会に参加した。この稽古会は地域の各剣道団体の若手が、組織を離れ横断的に稽古を通じて親睦を図ろうという趣旨で1昨年から始まったもの。

参加者はけして多くはないが、毎回充実した稽古会となっている。少子化傾向のなか、剣道人口の底上げの一環として、こうした機会を通じ剣道リバイバル組の参加をうながす上でもいい企画と考えている。

次回の稽古会は4月16日(日)です。埼玉県蓮田市の総合体育館「パルシー」武道場。
段や経験は問いません。関心のある方は、shio13@nifty.com
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# by jdmn | 2006-03-22 14:05 | 稽古日誌
4月8日(土)、西川清紀(教士八段)先生が、私どもの道場へ来られます。当道場の師範である森下健三(教士七段)先生の同郷の友人であることから、この素晴らしい稽古会が企画されたものです。

西川先生といえば、全日本選手会で3回の優勝経験を持ち、のちの七段選手権、八段選手権でも優勝経験のある素晴らしい戦歴の持ち主です。

しかも、全日本では初優勝が32歳、2回目が34歳、3回目は39歳のときでした。この年代での活躍は、剣道の世界ではさほど不思議なことではないが、全日本となるとまた格別だ。
そんな西川先生が私たちに稽古をつけてくださる。同年代の私にとっては、夢のようなこと。子供のようにその日を待ちわびております。
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# by jdmn | 2006-03-21 13:56 | 最新のニュース
久しぶりに映画をまとめて見た。ミューヘンとシリアナ、有頂天ホテルの3本だ。それぞれ話題の映画であるが、つくづく感じたのは民族問題、地域紛争、宗教紛争、国境紛争などの深刻な問題を抱えている国とそうでない国との差である。日本では社会派、政治的テーマの映画はなかなか製作されることはない。アカデミー賞候補になったミューヘン、シリアナの圧倒的な深いテーマに、打ちのめされる。

ミューヘンは私も記憶に残るミューヘンオリンピックの惨劇を題材にしている。その後のイスラエルとアラブのテロ組織との戦いを実にリアルに映像化した問題作だ。選手村がテロリストに占拠され、結果、11名のイスラエル選手らが死亡した事件だが、当時知りえなかった政治的背景や時代性をあらためて知った。また、最後のシーンで9.11のシンボルとも言うべきツインの貿易センタービルが背景に使われているのが印象的だ。これをひとつのメッセージと捉えるなら復讐の連鎖を意味するものなのだろうか。これについては感想の分かれるところだろう。

シリアナは、主演であり製作総指揮を務めたジョージー・クルーニーが、役作りのため16キロ太ってどこにでもいる中年男を演じている。実際はCIAの工作員なのだが中東の雑踏を歩く彼は、旅行者か駐在の商社マン。どこにもいる太目の普通の中年男である。それだけにリアルである。

内容について詳しくは紹介しないが、平和ボケ、お人よしの日本人にはお奨めの2本である。有頂天ホテルはレンタルで鑑賞すればいい。三谷幸喜は好きな脚本家であり監督だが、テーマとスケールがちがう。面白かったけどね。

とくにシリアナは、中東の石油産出国とアメリカ、アメリカなど大国の石油企業とイスラム過激派テロリストとの関係、それぞれが世界に及ぼす様々な影響力が描かれ、とくにアメリカの石油産業が国際政治に大きな役割を演じていることが、リアルに描かれている。
原作は元CIA工作員の暴露本である。映画化できたことが奇跡と言われた作品だ。どちらにせよ、この2本を鑑賞することによって、民族紛争や宗教紛争の根の深さ、アメリカの覇権主義をあらためて知らされるだろう。

そういえば、どこから見てもまっとうなタッチアッププレイを一瞬にしてアウトにすることなんか、平気でやる国なのだなアメリカは。アホなアンパイヤの問題で、国は関係ないというかもしれないが。一般紙でさえ「疑惑の判定」としたアメリカに対し、情けないのは日本だ。取り上げたのはスポーツ紙ぐらい。一般紙は冷静に現場の状況を解説し、当事者である監督のコメントを載せ、現地報道のシリを追っただけだ。

たかがスポーツ、たかが野球、本音のコメント出すのは大人気ないとでも言うのか。

悔しいの…。
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# by jdmn | 2006-03-17 01:50 | 独り言
すっかりご無沙汰してしまいました。この間、仕事面やプライベートなことで正直ブログを更新する気力がなかったというのが、本音です。そんならやめてしまえという声が聞こえてきそうです。まったくそのとうりです。ついついブログの本質を見失うところでした。

この間の反省や思いについては時期を見てご報告することにします。
小説については、勢いではじめたこともあり少し整理する必要もあります。恥ずかしい話しながらもう少し待ってください。

そんなところへ久しぶりにニューヨークの片岡先生からメールが来ました。
内容は以下のとおりです。

塩田様:

お元気ですか。
NYC剣道クラブの30周年記念の大会の日程が決まりましたのでお知ら
せします。
時間があれば遊びにおいで下さい。貴方の道場もチームを作って参加し
て頂けませんか。
5人制のチームです。何チームでも結構です。

片岡

This is the basic plan for the New York City Kendo Club's 30th Anniversary Event.
Please invite your Dojo.
We do Team Matches ( 5 players team ) only.
You can send teams as many as you like.

---Friday May 26th 2006---
Welcome Party for the out of USA guests.
7:00pm to ?

---Saturday, May 27th 2006---
Yamcha Lunch in China Town or Lunch Cruise 11:00am to 1:00PM Kendo Practice at NYC Kendo Club' Dojo
351 East 74th Street Manhattan ( bet 2nd Ave & 1st Ave ) 4:00pm to 6:00pm Drink and Dinner from 7:00pm

---Sunday, May 28th, 2006---
New York City Kendo Club 30th Anniversary Kendo Team Tournament.
John Jay College New York City (10th Ave & 58th Street, Manhattan) 9:00am to 7:00pm Include Entertainment and Demonstration of Iaido, Kusarigama.

The New York City Kendo Club 30th Anniversary Party.
from 8:00pm


いいな楽しそう。でも何組でもいいといわれてもね。
3月に行く予定を延ばすかな。
誰かいませんか。
連休あとの月末、週末、けっこう条件が厳しいな。
でもいいな。

片岡先生については、以前(05年8・3)カテゴリー「独り言」の「英語ではずかしかったこと」で紹介しています。
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# by jdmn | 2006-02-23 15:12 | 最新のニュース