夏場の稽古はスタミナ作り
2004年 08月 27日
久しぶりの原稿です。知らないうちにご覧になっている方がずいぶん増えていることに、驚きです。何をとぼけたことをと呆れられることを覚悟して書いています。
さて、恒例の支部の大会には参加できませんでしたが、わが道場のメンバーが2位、3位と健闘しました。
20代、30代で、毎週欠かさず稽古に参加している剣道大好き青年ですが、やはり感心するのがそのスタミナです。オジサン剣士としては、実にうらやましい限りです。
あと数ヶ月で51歳になる私としては、年を理由に稽古途中に面をはずすことのないようがんばっているのですが、さすがに夏場はきついです。
師範の一人に、私の一つ下の年齢の方がいます。子供のころから竹刀を握っている七段ですから、しかも毎日時間があれば勤め先の警察署で稽古をしているそうで、そのスタミナも並ではありません。
稽古の元立ちで若い有段者の相手をします。みんな一本でも決めようとがむしゃらにかかる若いものに、受けて稽古をつけるというより、地稽古です。段の区別なく、真剣に受けてもらえるので、彼と稽古をすることを皆が楽しみにしているのです。
歳が近くてもライバルにはなりません。先生ですから。とにかく彼からは熱い気概というか、元気をもらっております。ハイ。
自分の稽古を振り返り、反省しきりですが、人の稽古を見てその人の癖や悪いところなど、意外に気がつくものです。こういうところだけは年の功で、一言二言助言します。
自分を棚に上げていうのもなんですから、当然、他のメンバーにも気にせず指導よろしくと頭を下げております。
十分な水分補給に心がけ、稽古しておりますが、やはり無理せず体と相談しながらの稽古が大切ですね。最近、気にかかるのは「足がでていない」と言われたことです。自分の間合いで打ち込む際に、左足の引付が十分でないということでしょう。稽古が過ぎれば腰が残り、右手で抑えたような打ちになり、俗に言えばかたちになっていないと言うことです。
疲れたら無理をせず休みなさい。そのままいくら稽古しても直らないよと、お叱りを受けます。トホホです。
「冬は技を磨き、夏はスタミナをつける」とはよく言ったものです。
さあ、ボコボコに打ち崩してみろ、と言わんばかり張り切れば、「今日は何かあったのですか」などと、いらぬ気遣いをしてくれる。オジサンが妙に張り切ると不思議かいな。
今年の夏でもう一つ、恒例の合宿に参加できなかったのが残念です。子供たちの合宿ですが、希望者は一般も付き添いで参加します。毎年、長瀞の道場付き民宿に行きます。そこへは地元の道場のかたがたも一緒に稽古します。いい刺激になるのです。
久しぶりに体重を量れば75㌔、血糖値はギャー、212だ。
前回の検査でもまだ中性脂肪が高いと注意されたばかり、血圧が上は140、下が90と少し高いのも気になる。反省。