剣道再開組の中年剣士が生活習慣病と戦いながら剣道修行


by jdmn
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 先日、中学時代の友人たちと昔話しをしているなかで、こんな話が出ました。

 成績がクラスで1、2番の友人の話です。彼は成績優秀でしたが、普段さほど勉強をしているような姿は見かけませんでした。高校を卒業後、大学へ進学せず就職しました。

 「記憶力がいいのかな。ぜんぜん勉強しなくても試験の結果が良かった」
 彼自身の言葉です。

 クラブはソフトボール部。
 「反射神経は今でも若いやつにも負けないくらいだ」と、自慢は続きます。

 しかし、高校では運動部には所属せず卒業以来、趣味で何かスポーツをやっているわけでもないのです。

 本人も何故なのかわからないと、首を傾げていました。

 ふと思いました。脳の働きに関係するのかな。

 筋肉が勝手に反応するわけではありません。脳から指示が出て神経が刺激を受け、はじめて筋肉が動くのです。彼は50過ぎの頭の薄い中年のおっさんです。鍛え上げた筋肉なんてどこを探しても微塵もありません。

 人並みはずれた神経ネットワークが彼の脳にはあるのでしょうか。

 専門家ではないので話はそこまでです。

 脳の仕組みは不思議です。

 人間は学習することで、成長します。明星大学の教授でスポーツ動作を研究テーマにしている今福一寿さん(教士七段)が、自著で語っています。

「私たちの脳は仮説立証型です。明確な仮説(目標や答え)がある場合、脳は活性化し神経回路を効率良くつくります。剣道の上達も仮説を立証していく行為」だと。

 ここでの仮説が、まさにうまくなるためのコツだというのです。

 私の話で恐縮ですが、私自身、50過ぎの中年です。本格的に剣道を始めたのも44歳からです。まさにブログのタイトルどおりです。

 小さなころから剣道やってこられた方とは違います。剣道に関する蓄積がありません。並外れた身体能力があるわけではありません。

 その分どこで補うかです。

 私の場合、剣道における基本動作やワザの技術的根拠を、できるだけ具体的な言葉で理解するよう心がけています。理想とする打突のイメージを思い描き、テーマを持って稽古に臨むようにしています。

 すいません、カッコウの良いことを言って別に自慢しているわけではありません。

 よく子供たちに「できるまで何回でも稽古しなさい」という方がいます。確かにそのとおりです。繰り返し稽古をすることで上達するのですから。

 しかし、なぜできないのかどうすればうまくできるようになるのか具体的指導、具体的コミュニケーションがなければ意味のない反復運動です。

 それをどこまで子供の目線に立って指導できるかで、子供の成長や上達振りが変わるのでしょうね。以前剣道の強豪校でもないのに、短期間で優勝させた顧問の先生の話を聞いたことがありました。

 これも単に猛稽古の結果ではなく、合理的かつ理論的稽古をした結果だと思えるのですが。

 基本的には私たちの日々の稽古でも同じだと思います。

 剣道のすべての動作に合理的な理由、裏付けがあります。何年も稽古を積んで身体が覚えるといいますが、脳が様々な経験値を学習し、検証していくわけです。自分が自覚するしないに関わらず、脳は絶えずその繰り返しです。

 健康な身体作りとは別に、健康な脳作りがあるのでしょう。情報という刺激を受け、学習し、成長します。


 ならばその思考なり、仮説をいかに早く自覚させるかで上達期間の短縮になると思います。その前提となるのが情報です。脳にどのような情報を与えるかだと思います。

 本で読んだ知識、稽古で学んだ先生方からの教え、試合での経験など様々な情報が必要です。

 うまく胴が打てないのには、打てない理由があるのです。うまく打てる人には打てる動作の裏付けがあるのです。

 「稽古は理屈ではない、とにかく打て」といわれそうですが、子供たちと違って私たちの稽古には、とくにそれが必要だと思うのです。

 
 



 
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by jdmn | 2006-05-22 02:14 | 独り言
 着装はその人の人格を表し、剣道に対するその人の心構えが判断できるところといわれます。普段の稽古では古い道着を着け、時にはしわもよっている袴を着けている私など大いに反省しなければなりません。

 この間、西川先生が道場に来られたときも着装や竹刀の扱いについて、細かく注意されていた。面紐が長い人へ注意もされていた。

 八段の先生ともなるとこういうところまできちんされているのだなと、感心した。だが、見方を変えれば、戦いの正装であり立会いのマナー、規則である。それは剣を交える者同士の身構えであり、心構えなのだ。

 そう考えれば、剣道をするものにとって、日頃の稽古に向かう姿勢、気構えを問われていることと同じだ。

 たかが着装とはいえないのだ。

 話は変わって、最近の稽古での反省です。

 ある本で読んだ話です。「姿勢」とは「姿」に「勢い」と書きます。つまり、立会いに勢い(覇気)がなくては、姿勢とは言わない、とありました。

 なるほど、力みがなくとも何の気なしに構えていては案山子と同じ。しかし、気力が充実し、相手に攻めの気を感じさせるには、まだまだ修練が必要。

 せめて相手に対峙したとき、攻める気持ちを持ち、下がらない、避けないを心がけようと思う。

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by jdmn | 2006-05-20 00:12 | 稽古日誌
  私のように40過ぎから本格的に剣道を始めても、毎週1、2度は道場で稽古ができるという環境があることは、大変ありがたいことです。その気になれば、ママさん剣道や子供たちの稽古時間にも参加できます。地域の稽古会もあります。

 仕事の都合でなかなか稽古時間を増やせない仲間には、羨ましがられ、呆れられております。

 稽古仲間には、電車を乗り継いで道場にやってくる熱心なリバイバル剣士もいらっしゃる。剣道に対する思い入れは人様々ですが、こうした時間が今では自分のライフスタイルの中で欠かせないものとなっています。

 幼いころから剣道をやっていた方、中学・高校、あるいは学生時代に剣道部に在籍して辛い稽古を経験してこられた方、子供が始めたのをきっかけにいっしょに習い始めた方、道場には様々な剣道経験をお持ちの仲間がいます。

 私にすれば恵まれた稽古環境のなかで、好きな剣道に打ち込めるわけですが、メリハリのある稽古を心がけないといけないと、時折反省します。

 というのは、体調や気分で地稽古中心の稽古になったりします。私の場合、基本打ちや打ち込み、かかり稽古を中心に、地稽古は最後の3本程度でいいと思っているのですが、なかなかそうはいきません。

 そのせいか、基本の面打ちでまだまだ納得のいく打ちができなくて頭を抱えることもあります。

 それでも私なりに稽古では、毎回テーマを持って臨むようにしています。今は足の運びとまっすぐな面打ちです。先日読んだ本の中で「面を打っても打ち抜かない方は、剣道の捨て身という不動心から死生観へとつながる素晴らしい場面を大事に稽古をされていない」とありました。

 いささか抽象的ですが、なるほどと納得できます。実は最近、言われて気が付いたのですが、間合いが近くて左足の蹴り込みが弱く、身体が右方向に向いていることです。

 これでは十分な勢いもなく、打ちも弱い。簡単にすりあげられて面で乗られてしまいます。しばらくは面一本の稽古を心がけようかなと思います。

 

 
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by jdmn | 2006-05-12 15:18 | 独り言
国際剣道連盟は、2006年4月7日にソウルで開かれたGAISF総会にて加盟が承認されました。GAISFは世界最大のスポーツ団体である。この承認によって、「kendo」の統括団体は国際剣道連盟であることが世界的に認知されたことになる。

GAISFガイスフ、General Association of International Sports Federations)とは、国際スポーツ競技団体、および教育的、科学的、もしくは技術的な側面でスポーツに対して貢献している国際組織が加盟している、世界最大のスポーツ団体である。1967年発足。本部はモナコのモンテカルロにある。  出典:フリー百科事典「Wikipedia」GAISF加盟団体101

 この承認にホッとしたのは全剣連でしょうね。同じGAISFに韓国の団体も申請していたらしい。韓国には「剣道の起源はわが国だ」と主張する組織もある。韓国の団体がオリンピックの競技として名乗りをあげ、なおかつ同団体が国際連盟の名の下で剣道の統括団体としてGAISFに認知されたらたいへんなことです。

 とくに今回の開催はソウルだったこともあり、緊張した。まさかとお思いでしょうが、世界的に見てまだまだ認知度が低いのが、意外にも剣道です。空手や柔道と違い、天と地ほどの差があります。

 全剣連が加盟を申請しなければどうなるか。オリンピック競技としての名乗りを前提に、韓国の世界剣道連盟が加盟を申請していました。

 オリンピックの競技として認められるには、GAIFの加盟団体であることが条件です。仮に韓国の団体が承認されれば、世界剣道の統括団体は韓国の団体となるのです。

 韓国にはいくつかの団体組織があります。同じ競技で競う一方、水面下ではこうした動きもあるのですね。

 わが国の剣道愛好家にとっては、オリンピック競技になるならないの話し以前の問題です。
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by jdmn | 2006-05-04 17:08 | 最新のニュース