剣道再開組の中年剣士が生活習慣病と戦いながら剣道修行


by jdmn
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カテゴリ:昇段のための講習会( 4 )

 有名な持田盛二先生の遺訓にこんな話があ
ります。

「普通基礎というと、初心者のうちに修得し
てしまったと思っているが、これは大変な間
違いであって、そのため基礎を頭の中にしま
い込んだままの人が非常に多い」

 持田先生は「私の剣道は五十を過ぎてから
本当の修行に入った」と言っています。これ
は心の修行を言っています。

 「剣道の基礎を身体で覚えるのに五十年か
かった」本当の修行はそれからだというわけ
です。どんな超人でも加齢とともに足腰が弱
ってきます。この弱さを補うのが心、心を動
かさない修行が五十歳からの修行なのだと。

 この言葉の重さを念頭に置いて、日頃の高
段者の先生の稽古を拝見していると何となく
うなづけることがあります。

 週に2回は道場で元に立つ82歳の先生は、胴
着を脱げば普通のご老人ですが面を着ければ
こちらの中途半端な攻めには容赦なく面を打っ
てきます。打ってくるというより引き出され打
たれてしまうのです。

 メンでもコテでも出たところをすりあげて打
ってきます。合わせて打ってきます。まさに出
頭です。待って打つのではなく攻めているから
速い対応が可能なのです。

 こうした稽古は大変勉強になります。なぜ打
たれるのか、なぜ間に合わないのか、そうした
疑問に明瞭に答えてくれます。

「攻めているうちは勝機が出てくる。待ってい
るだけでは勝てない」

「攻めているからわずかなスキにも対応できる
、崩すことができる。相手の出方を見ていては
駄目。それでは遅すぎる」

 そうなんですが、まだまだ修行が足りないこ
ちらはただただ感心するばかりです。

 先日、私が企画した昇段ための講習会でもそ
んなことが大きなポイントであることが、実感
できました。

 印象に残ったご指導の一端を紹介します。

 剣を合わせ、剣先の練り合い、さらに一歩踏み
込んで一足一刀の間合いに身体を入れる。攻める、
気力を十分に前に出る。相手がたまらず打ってくる
。そこに合わせて面に乗る。まさに後の先で打ち勝
つ。この場合、ただ相手の出方を見てしまったり、
打ってくるのを狙って出コテを拾うというのはいけ
ない。

 相手のメンに対しては一本にならなくても相メン
を心がける。どんなに早いメンでも受け止めたまま
ではいけない。応じて技を出すこと、すりあげ技を
心がけることが大事。

 応じ技、すりあげ技がどれだけ練れているかが五
段以上の昇段審査のポイントである。どんなに基本
に忠実で多彩な技を持っていても、十分な気力をも
って攻めて相手を引き出す、崩す、出てきたところ
を打つ、この方が断然見栄えがいい。

 お互い剣先を合わせたまま出方を見てしまい、相
手が思い切りメンで跳んできたら抜き胴で1本、ある
いは一足一刀の間合いでコテ、メンの渡りの技で攻め
るのは一見相手に対して優位に立ち会っているように
見えてもポイントは低い。

 立会いわずか1分そこそこである。気力の充実した攻
めで相手を引き出し、出頭を合わせてメンに乗る。ある
いは打って出てきた相手にすりあげでメンを打つように
心がけることが大事。

 どんな場合でも相手の攻めに対して動じないこと。相
手の技を受け止めたまま攻撃をかわすような事はしない。

 つい早い剣先に幻惑されて反応してしまう。ところが
熟練の高段者は動じない。

 本来の剣道は「ただ一撃にかける」「雑念を捨て切る
心を養う修行」
 
 地稽古ばかりの稽古をいくら時間をかけてやっても身
にならない。もっと基本に時間をかけろ。

 ほんのわずかですが先日の講習会で私達が受けた講義
の一端を紹介しました。
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by jdmn | 2007-12-09 15:40 | 昇段のための講習会
 吉山満先生の著書を読み返していたときです。
著書の中で「N氏の完璧な立会い」の中見出しに目がいく。

 かつて京都の八段審査で吉山先生が「立会」をしていたとき、
「間違いなく合格するだろうと直感した」というある先生の話です。

 このN氏が誰あろう、過日私達の道場でも指導していただいた
警視庁の西川清紀八段でした。そのときの印象を同氏は著書の
なかでこう書いています。

「審査が始まるとその立ち姿が強く、美しく、揺るぎなく、修練どお
り保たれ、おのれの剣先の円内に相手の剣先を1ミリたりとも入れ
させない三殺を行い、打つと決めたら無心となって我が身を捨てた
「捨心剣」。太刀筋に乱れなく、打ち据えると心身の備えの充実した
残心をとる。パーフェクト」と。


 道場での異父堂々とした西川先生の立ち姿を思い出しました。

 七段、八段の審査は私達からすればはるか雲の上の方々のお話
ですが、直接ご指導いただいた先生の登場となれば別です。

 また、吉山先生の著書にもあるように「永きに渡り培った技術と、
人間が自己を超えるに必要な鍛えに鍛え抜いた修練の賜物で、剣
道の持つ純粋度を高め極めていく態度は高度の気高さがあります
・・・・・」と。

 そうなんですよね。道場での見事なまでの完璧な所作にも圧倒さ
れたものです。
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by jdmn | 2007-11-15 07:22 | 昇段のための講習会
 街のあちこちでクリスマスツリーや華やかなイルミネーションが
飾り付けられ街並みが徐々に年末モードになってきました。

 今月末には埼玉や東京でも昇段審査が開かれます。

 もう少し早めに講習会をやってくれればいいのに、という声があち
らこちらから聞かれます。本当にその通りです。

 今回は来年春の昇段審査に臨まれる方を対象にということで
よろしくお願いします。

 さっそく申込みされた方には沖縄から来られる方もいます。
エッーと思いましたら、東京へ来たついでに参加されるということでした。

 吉山先生の著書も読まれて、この機会にぜひ参加をというわけです。
嬉しいですね。

 日頃稽古をお願いしている諸先生の中には、来年六段、七段の昇段
審査に臨まれる方が多数いらっしゃいます。

 稽古熱心な先生ばかりですから準備は十分出来ていると思います。
しかし、実際の合格率は10数%、七段にいたっては数パーセントです。
実力が拮抗している中での審査で合否の差はわずかです。

 今回の2日間にわたる講習会は、まさに強化合宿のようなものです。
こうした機会はめったにあるものではないと思います。ぜひ講習会参加
をご検討下さい。

 剣道は昇段が目的ではありませんが、ご自身の剣道の格が問われる
のも段位ということになるのでしょうか。

 

 

 
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by jdmn | 2007-11-14 07:33 | 昇段のための講習会
 12月1日、2日(土、日)に講習会「昇段審査のための剣道クリニック」
 
 稽古時間がなかなかとれない一般社会人剣士に朗報

 「悩める剣士に贈る 剣道昇段審査合格術」の著者で知られる吉山満先生は、まさに悩める社会人剣士の求めに応じて、全国で講習会を行っています。

 「四段受審を19年経験し、五段は7回落っこちましての反省」と、吉山先生の著書にもあるように、昇段審査にはずいぶんご苦労された時期もあるようですが、六段と七段は京都で一発合格です。

 そんな吉山先生の体験から得た剣道観、効果的な稽古法、そして昇段審査に臨む際の心構え、審査に関するノウハウなど是非お伺いしたいと思います。

 2日間朝9時から夕方まで講義と実技、稽古です。凄く中身が濃いメニューです。

 参加を希望あるいは検討される方はメールでご連絡ください。2日間の主な内容と吉山先生のプロフィールを返信します。

 
 12月1日・2日の講習会の場所と講習内容は以下のとおりです。
 
 「昇段審査のための剣道クリニック」
 講師:吉山満先生(剣道教士七段)

 日時:12月1日(土)午前9時集合
 会場:蓮田錬心館(宇都宮線蓮田駅徒歩7分)
 内容: 9:15~12:00 講義
     12:00~13:00 昼食
     13:00~15:40 基本動作の足捌き
            防具着用しての基本打ち
     16:00~17:00 すり上げの応用動作
     17:00~17:50 合同稽古

         
 日時:12月2日(日)午前9:00集合
 会場:蓮田市の体育館施設「パルシー」
    電車で来られる方は蓮田駅より送迎いたします。

 内容: 9:30~11:00 応用動作・打ち込み
    11:00~12:00 予備審査
    12:00~13:00 昼食
    13:00~13:30 重点事項の補修習性指導
    13:30~14:30 合同稽古
    14:30~15:00 質疑応答      
    午前中はアリーナ(体育館)、午後からは2階武道場です。

 会費:12,000円 これには2日間の講習・昼食代・飲み物・送迎
         (2日目のパルシーまで)が含まれます。
         1日だけいずれかの参加を希望される方は、7,000円です。
         昼食代・飲み物代・送迎料金(2日目)を含みます。
 人数:20人

 申込み方法はメールかお電話でお願いします。
 詳しい講習会資料と会場案内図をお送りします。

 メールはshiota.nobu@gmail.com 電話は090-8871-9148(塩田)

 会費支払い方法は以下の金融機関までお振込下さい。
 
 三菱東京UFJ銀行 八重洲通支店 普通:0410988
 株式会社コンポーズ

 郵便局やジャパンネットバンクをご希望の方はその旨お知らせ下さい。
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by jdmn | 2007-11-11 03:30 | 昇段のための講習会