剣道再開組の中年剣士が生活習慣病と戦いながら剣道修行


by jdmn
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武道の必修化に思う   10月15日(月)

 中学校の保健体育の授業で武道が必修化されそうだ。
なんでも「礼儀や日本の伝統文化を伝える」ためだそうだ。

 これは昨年12月、改正教育基本法の成立を機に具体
化したもの。更に今年2月、教育再生会議が「武道などを
通じて、徳目や礼儀作法、形式美、様式美を身につけさせ
る」と提言したのだ。

 剣道や柔道の愛好家の間でも「競技人口の底辺拡大に
も良い機会」「礼儀・礼節を尊ぶ日本人の基本教育だ」とい
った期待感を持って受け止めているようだ。

 果たして現実はどうか。授業の一環で教える「武道」にそ
んな教育効果が期待できるのだろうか。

 実際、授業での指導は週に1回程度。指導のほとんどは
技の説明と実戦練習になるらしい。道場と違って生徒は授
業として受けている。基本をひたすら重ねて強くなる指導は
難しいだろう。

 武道というよりスポーツとしての側面が強調されるだろう。
授業の中で武道の「精神性や伝統」を教えるには、経験の
ある教師が必要だが、現実には剣道や柔道の経験のある
教師がどれほどいるのか疑問だ。

 言葉にすればもっともな話ではあるが、実際の教育の現
場でどう伝えるのか、更に具体的な指導の在り方をきちん
と議論するべきだろう。

 その意味では、今回の武道の必修化に関連して教育の現
場の声があまり上がってこないのが気にかかる。

 
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by jdmn | 2007-10-15 04:07 | 独り言