剣道再開組の中年剣士が生活習慣病と戦いながら剣道修行


by jdmn
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集中力、本気度、根性の勝利だ宮崎知事選 1月22日(月)

  21日に出直し宮崎知事選の結果が出た。そのまんま東氏が圧勝である。投票終了から何と3分で当確が出た。ある新聞は「瞬殺だった」と報じた。民主、社民両党や連合に加え、自民県連の一部からも支持を集めた元林野庁長官川村秀三郎氏に約70,000票差をつけた。自民、公明両党の推薦を受けた元経済産業省課長持永哲志氏には145,982票差、ダブルスコア以上の大差である。この選挙にはたいへん興味を持って見守っていたので、同氏の勝利は予想していたものの、この大差には驚きだ。

 新聞各社は、抜群の知名度を生かしたそのまんま東氏のしがらみのなさをアピールし、県内各地で無派層や幅広い年代に浸透したのが効を奏したと分析。実は具体的に言えば彼は官製談合に関係した職員の懲罰強化や内部通報制度の整備など入札制度改革を主張している。さらにはロケ地誘致、観光客誘致などわかりやすい政策を取り入れての財源捻出「単年度350億円捻出」など数値目標を盛り込んでの公約など、政策論争もリードしていたのだ。

 各政党は宮崎県民の官僚や政治家に対するウンザリ感をわかっていなかった。宮崎県都城市出身のそのまんま東氏が「宮崎を変えんといかん」と宮崎弁で演説するその姿は、タレントそのまんま東ではない。芸能人や著名人らの応援に頼ることなく、県内をくまなく回り、握手を繰り返す徹底した草の根選挙を展開した。この姿に宮崎県民は「この男はまじめで誠実だ」と意気に感じたのだ。

 他の候補者からも「芸能人やタレントが応援に来てくれたら、しょせんタレント候補というイメージになったのに」の本音も聞かれたという。確かに仮にタレント仲間が大挙して応援にきたらマスコミ、それも芸能担当者が押し寄せ本来の選挙戦の争点が、あらぬ方向へ行ってしまったろう。

 マスコミは地味な選挙戦に徹し、ひたすら走る同氏の選挙戦を見て泡沫候補と評した。保守分裂が要因としたマスコミの分析は、そのまんま東氏の本気度、情熱、集中力を知らない。彼は専修大学経済学部を卒業後、ビートたけしの一番弟子になり、たけし軍団のリーダー的存在だった。その間、タレント家業の傍ら脚本や小説の執筆にその才能を見せている。その一方でフライディー襲撃事件、16歳少女と関係を持ったということでの児童福祉法違反や後輩タレントへの傷害容疑で書類送検など、スキャンダルが多いのも確かだ。謹慎中に早稲田大学第2文学部への合格、2004年には同大政経学部政治学科へ再入学し、地方自治を専攻していた。この集中力、忍耐力、根性はそのへんの2世議員にはまねができない。

 当選を決めた彼が記者団に「宮崎県の夜明けの第一歩だ。重責をひしひしと感じている。これから私の真価が問われる」と語っていたが、まさにそのとおり。彼のブレーンがどの程度脇を固めているのかわからないが、彼のリーダーシップが忌憚なく発揮されることを大いに期待したいものだ。
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by jdmn | 2007-01-22 11:07 | 独り言