剣道再開組の中年剣士が生活習慣病と戦いながら剣道修行


by jdmn
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もう少しで梅雨明けか    7月27日(木)

 風もない冷房もないじっとりした梅雨時の稽古はきついですね。たっぷりと水分補給しながら稽古に臨んでおります。

 私ら中高年組は、無理をせず面を外し一息入れながらの稽古です。以前、競技中の死亡率が高い競技に剣道があるという話を聞いたことがあります。情けないことにまじに心配しております。

 ご高齢の先生の中には、どんなに辛くても弱音を吐かずつい無理をしがちです。稽古中に何度も面を外すことを潔しよしとしないのでしょうか。

 先日開かれた支部の講習会後の稽古会でも元に立った七段以上の先生方は、約1時間のあいだ一度も面を取ることなく指導に当たっておられた。

 強靭な肉体と精神力に頭が下がる思いだが、と同時に自らの軟弱ぶりに言葉もない。トホホである。夏場の稽古はキツイ。

 さて、そんな私らを尻目に果敢に稽古を繰り返す方もいる。昇段試験を目前に控えた方々である。ただ熱心なだけではない。その方の人生そのもの、剣道を中心とした生活となっているのだろう。

 ただ気になることもある。私ごときに六段、七段を目指す先生方の剣道について語る言葉はないが、年の功で見えることもある。

 一生懸命稽古に打ち込むことは大切なことだが、稽古の相手によって自分の剣道が変わる方、勝ちにこだわる方がいる。

 稽古を見ていただいている先生が、よく言います。攻めて相手を引き出し、出ばなを捉えたメンなりコテはいいが、相手の攻めを単に待って打ち返す出コテなど何の工夫もないと怒られます。

 まさにそのとおりです。私ならまだしも六段以上目指す方の場合、やはり物足りないと言えるのでしょう。相手より早く打てて、相手の技を交わしながら手数多く打つなら学生の剣道部の諸君といっしょ。

 求めるものが違うということの自覚が必要です。というより一生懸命になると我をなくしてしまうのでしょうか。そんな風に見えてくる稽古振りです。例えば攻めて面に乗るというより、相手の攻めに対してコテで処理してしまう。それがたやすくできる技を持っているのですが、言葉を変えれば「待ち剣」となってしまうのではないでしょうか。

 私などの立場で言うことではないのを承知であえて言います。六段以上の昇段試験は単に技術的なことを求めているのではないと思います。

 では何か、それについての言葉は今の私は持っていません。

 自分を棚に上げて、人の稽古振りはいろいろなことがいえます。仮に私が何か言えばどうでしょう。

 「私より段の低いあなたに言われたくない」と顔を真っ赤にして怒るか、「そうか、まだまだ修行が足りんな。また気がついたら教えてください」と、指摘されたことに素直に反省するか。

 まず、私が何か言う場面はありえませんが、人の感情は素直に出ます。そのときの気持ちがその方の剣道の形でもあると思います。

 ずいぶんエラそうなことを言ってしまいました。言いすぎでした。でも書いてしまったことは多少言葉足らずであってもあながち間違ってもいないでしょう。
 
 
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by jdmn | 2006-07-27 00:21 | 独り言